「神と同じこころを頂いて」(ルカ19章1〜10節) ( 10.14/2012 )
「人々はみな、これを見てつぶやき、「彼は罪人の家にはいって客となった」と言った。」(7節)

ザアカイという取税人のかしらがいました。
そして彼は主イエスを客として家に迎えました。するとザアカイのこころは変えられて「自分の財産の半分を貧しい人に施します」と言い出しました。

彼は取税人のかしらでした。人一倍お金には厳しい考え方を持った方だったでしょう。不正も許せない方だったかもしれません。お金にルーズな人も許せなかったでしょう。けれども、主イエスが人々から「罪人の家に入って客となった」と言われた時、すなわち自分のために罪人となって下さる方を知った時、彼のこころが変わりました。恐らく、(神のこころもこんななのかな)と思ったのではないでしょうか。

できる人が愛される価値があるというのではなく、たとえどんな弱さがあっても神だけは愛してくださることを知った時、彼のこころにも愛が生まれたのではないでしょうか。

わたくしたちも自分の価値観で生きていく人生も良いかもしれませんが、神の価値観を知り、神とこころを一つにして生活するという選択肢もあるのではないでしょうか。隣人と比較する人生を重荷に感じてしまうことはないでしょうか。神と同じこころを頂いて生きる人生もわたしたちには許されているのではないでしょうか。

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