「千日の贖い方」(詩篇91篇14節) ( 6.22/2014 ) |
「彼はわたしを愛して離れないゆえに、わたしは彼を助けよう。」(口語訳) 1.勝ちを知ること 使徒パウロは政治の指導者たちの前で「自分のようになってほしい」(使徒行伝26章29節 口語訳)と説教しました。そのように語った彼の姿は囚人の姿でした。しかし、パウロが見ていたのは世の力に囚われている指導者たちの姿であったのです。パウロが証したかったのは世の力に勝つ術があるということでした。 2.キリストを知ること 昨今のニュースを読んでおりますと、巷には怒りが満ちているように感じます。この力は人にはどうにもできないのではないでしょうか。聖書には「罪過の中に死んでいたわたしたちをキリスト共に生かし、」(エペソ2章5節)。罪過とは聖い神から離れた行為を意味します。たった一度の罪過がわたくしたちを死(神との断絶)に至らせますが、キリストを信じる信仰は、新しい命(神との交わり)を回復するのです。そして、キリストを信じる時、わたくしたちの心も、必ず「雪よりも白くなるでしょう」(詩篇51篇7節)。 3.神を愛すること わたくしたちの心は、虚しさを満たすために世のものに翻弄されがちではないでしょうか。悪を許容したい人はいないのですが、心ならずも世のもので心を満たしてしまうのです。しかし、聖書には 「彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出そう。」(新改訳)、 「彼はわたしを慕う者だから彼を災いから逃れさせよう。」(新共同訳)、 「彼はわたしを愛して離れないゆえに、わたしは彼を助けよう。」(口語訳)、 「彼その愛をわれにそそげるがゆえに我これを助けん」(文語訳)と、 約束が記されています。(勝てるはずない)と、不信仰にならず、また、自分の力で勝とうとせず、神に祈りましょう。祈れば勝てる、というのです。 「あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵みです。主に逆らう者の天幕で長らえるよりはわたしの神の家の門口に立っているのを選びます。」(詩篇84篇11節 新共同訳)。「まことに、神なる主は太陽です。盾です。」(11節 新改訳)。 |
|
|