『ネヘミヤの祈り』(ネヘミヤ記1章1節〜11節) ( 6.29/2014 ) |
「ああ、天の神、主。大いなる、恐るべき神、主を愛し、主の命令を守るものに対しては、契約を守り、いつくしみを賜る方。」(5節) 私たちも日々祈りを捧げています。しかし、いつしか祈りが一方的に求めるだけのもので、自分の願いをかなえて頂く為に、神様を利用する祈りになってしているだけではないでしょうか。 ネヘミヤの祈りをとおして、私はもう一度祈りの本質を学ばされました。ネヘミヤは祈りにおいて重要なことは、神様の御声を聞き、自分自身を深く探られる事をまず第一に行っているのです。そして自分の願いがみこころに沿ったものなのかを考えさせられ、ただ、神様のみこころがなりますようにと導かれているのです。このネヘミヤの祈りは、私達に3つの姿勢を示しています。 1、ネヘミヤは神を知る祈りを捧げた。 「天の神、主、おのれを愛し、その戒めを守る者には契約を守り、いつくしみを施される大いなる恐るべき神よ、」と5節で祈りを捧げています。この祈りの言葉には願いはありません、ただ自分の信じている神様がどのようなお方なのか、どのようなことをしてくださったのかと、神様に集中しているのです。 2、ネヘミヤは神の声を聞く祈りを捧げた。 5節から始まった祈りは11節の切なる願いに導かれています。私たちはまず神様の前に静り、神様のみ声をみ言葉をとおして聞くのです。 3、ネヘミヤは祈りをとおして神の御心に従った。 神は私たちを愛し、守り、いつくしみ深い方であることを思い起こされているのです。同胞が困難と苦しみの中にあることを聞いたネヘミヤには、祈りをとおして神様への思いをめぐらし、神様のみこころを深く知らされたのです。 (説教者 大瀧一郎牧師) |
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