神のひとしい愛(イザヤ書24章1〜5節) ( 9.6/2010 )
「そして、その民も祭司もひとしく、しもべも主人もひとしく、はしためも主婦もひとしく、買う者も売る者もひとしく、貸す者も借りる者もひとしく、債権者も債務者もひとしく、この事にあう。」と。(2節)

円高は大きな課題です。もしかしたら財産のほとんどを失う人が出るかもしれません。経済生活は絶対的なものではありません。このイザヤ書24章は世界に対する神のさばきについて記されていると言われていますが、格差があると思われる人々に対して神は「ひとしい」さばきをなさることが記されています。

ここで、裁きの理由はと言いますと律法を守らなかったからであるとあります(5節)。日本の国も子どもたちが等しい教育環境をえることができるようにと様々な改革をしています。神も具体的に全人類のためにイエス・キリストを遣わして神に意識を向けることができるように私たちへの愛を示されました。新約聖書にでてくる物語には、罪を犯した結果殺されそうになっている人物が登場しています。彼のために彼を責める人々にイエス様が語られたことばは「罪を犯したことのない者がこの女にまず石を投げつけるがよい」でした。そして責められている人のために「今後はもう罪を犯さないように」(ヨハネ8:11)と語ってくださいました。イエス様は功績がなくても負い目があったとしても私たちを受け止め、立たせてくださいます。

裁きの日にはイエス様は私たちの重荷を取り除かれます。そしてただイエス様の愛が明らかにされます。今解決できなくても「神のひとしい愛」が現される日を信じて生活致しましょう。

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