「みくにへの道」(使徒行伝20章32節) ( 12.28/2014 )
「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。」(使徒の働き20章32節、新改訳)
「今わたしは、主とその恵みの言とに、あなたがたをゆだねる。御言には、あなたがたの徳をたて、聖別されたすべての人々と共に、御国をつがせる力がある。」(同上、口語訳)

2014年最後の礼拝になりました。わたくしたちが救われるのはわたくしたちのわざではなく、主イエスの流してくださった血潮によります。わたくしたちの現在があるのは神の大いなる恵みと慈しみによります。この神の御心を知るために与えられているのが聖書の言葉です。聖書の御言葉は、

1.育成する、徳をたてる
聖書の言葉、すなわち、みことばはわたくしたちを育成し、徳をたてます。自分の聖書を準備してむさぼるように読み育成されましょう。

2.聖別し、彼らと共におらせる
聖書の言葉はわたくしたちを聖別します。わたくしの場合は聖書を通して全てが神の恵みであることを知り(伝道の書9章10節)、神に委ねることを知りました。そして同時に、聖別されることが神の御心であることを強く示されました。「かつ、やぎと子牛との血によらず、ご自身の血によって、一度だけ聖所にはいられ、それによって永遠のあがないを全うされたのである。」(ヘブル9章12節)。贖われることはキリストの願いであると教えられました。また、教会で同じ贖われたものの立場の方々と共におらせていただけることを教えられました。

3.御国をつがせる力
聖書が書かれて数千年から千数百年、現代に生きる私たちにみことばが何をして下さるのかといいますと、御国をつがせる力だというのです。聖書の言葉を覚えようではありませんか。そして聖霊が解き明かされるところに信頼しつつ信じましょう。「すると、人々が中風の人を床に寝かせたままで、みもとに運んで来た。イエスは彼らの信仰を見て、中風の人に、『子よ。しっかりしなさい。あなたの罪は赦された。』と言われた。」(マタイ9章2節)。イエス様に語っていただく以外に死の力から解かれる道はないのではないでしょうか。

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