「測り知れない力」(2コリント4章1節〜18節) ( 9.6/2015 )
「私たちは自分自身を宣べ伝えるのではなく、主なるキリスト・イエスを宣べ伝えます。私たち自身は、イエスのために、あなたがたに仕えるしもべなのです。」(5節、新改訳)

イエス・キリストは今もよみがえって生きておられます。彼について1章には慰めが2章には赦しが3章には栄光が、そして4章には共に立つお方だと記されています。もし、わたくしたちが主なるキリスト・イエスを伝えるなら、彼には測り知れない力があるのです。

1.神による創造(1節〜6節)
主イエスへの信仰は「光が、やみの中から輝き出よ」と言われる神による新創造の御業です(6節)。聖書を読む者を神は祝福してくださるのです。神はみことばによってこの世の神の力を抑えてくださるのです。すなわち、神は主イエスにより罪人を赦し、主イエスの命(7節以降)を創造して下さるのです。

2.測り知れない力(7節〜15節)
主イエスのいのちは宝として紹介されています。人々が見たいと望んでいるものは宝ですが、なかなか見えません。試みのないことを望みますが、苦しめられ、途方に暮れ、迫害されて、倒されてしまいます。しかし、神は窮しない、行き詰まらない、見捨てられない、滅びないと約束してくださっています。測り知れない力は存在します。「死は私たちの内に働き、いのちはあなたがたのうちに働くのです。」(12節)測り知れない力は、わたくしたちのものではなく神のものです(7節)。それは主イエスなのです。主イエスは周りの人々に対して働いてくださっています。

3.勇気を失わない(16節〜18節)
「わたしたちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています」。外なる人が衰えることは否定されていません。しかし、内なる人は日々新たにされるとあります。内なる人のいのちである主イエスと共に歩みましょう。

私たちは主なるキリスト・イエスを宣べ伝えましょう。「あなたがたといっしょに御前に立たせてくださることを知っている」(14節)とあります。私たちには隣人を立ち上がらせる力はありません。しかし、主イエスにはその力があるのです。

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