「主の名を呼ぶ者は、みな救われる」(使徒の働き2章1節〜47節) ( 11.3/2015 )
「主の名を呼ぶ者は、みな救われる」(使徒の働き2章1節〜47節)

「しかし、主の名を呼ぶ者は、みな救われる。」(使徒の働き2章21節、新改訳)

使徒の働き2章には聖霊による奇跡と教えと信仰生活について記してあります。

1.聖霊による奇跡(1節〜13節)
「すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話し出した。」(4節)という出来事が起こりました。ペテロはこのことをヨエル2章28節から32節(旧約1495頁)の預言の成就だと教えました(17節〜21節)。21節によりますと、聖霊に満たされた人々は主の名を呼んでいました。

2.教え(14節〜42節)
32節に「神はこのイエスをよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。」と言っていますが、彼らが復活された主イエスに出会ったのは10日も前の出来事でした(1章3節、8節、レビ23章15節〜16節参照)ので彼らは聖霊を受けて、聖霊に満たされて初めて主イエスの証人にされました。ペテロは、主イエスが「御父から約束された聖霊を受けて、今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。」(33節)と説明し、神が主、キリストとされたイエスを十字架につけた罪を告発します(36節)。しかし、彼が聖霊に依って語らされたメッセージは、悔い改めて、洗礼を受けて、聖霊を受けるようにというものでした(38節)。

3.信仰生活(43節〜47節)
彼らは持ち物を共有にしたと証しされています。そしてそれぞれの必要に応じて分配したとあります。主イエスを十字架に付けたことを悔い改め洗礼を受けた人々の心に聖霊は注がれ主イエスのいのちが生まれたのです。46節以降には、毎日、宮に集まって(聖書を学び)食事を共にし神を賛美しすべての民に好意をもたれ、毎日救われる人々を仲間に加えてくださったとあります。
毎日、主の名を呼び、聖霊に満たされて(4節)、共に集まって助け合いながら学び、食し、神をほめたたえましょう。毎日主の名を呼ぶ決心を致しましょう。主イエスは聖霊をくださいます。

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