「心に主イエスを」(ヨハネ1章1節〜13節) ( 12.26/2015 )
「すべての人を照らす そのまことの光が世に来ようとしていた。」(9節)

クリスマスおめでとうございます。
この2015年のクリスマスを共にお祝いできることを感謝致します。
さて、クリスマスはある人々にとってはプレゼントを交換し合うそのような愛を表し合う喜びの機会かもしれませんが、主イエスの誕生はわたくしたちにとって心に主イエスをお迎えするときであり、わたくしたちの人生が変わるその境にわたくしたちは今立たされていると聖書は語っています。

1.分解
1節〜3節 ことばによって世界は造られた。
4節〜5節 ことばであるお方のいのちは人の光であった。やみは光に勝てない。やみを捨てないと光に来れない(ヨハネ3章16節〜21節参照)。
6節〜8節 バプテスマのヨハネの紹介。
9節〜13節 神によって神を受け入れる人々は生まれる。

2.人の光(4節)
クリスマスには世界中で多くの光が灯されますが、心の中の光となってくださるお方こそ、主イエス・キリストです。9節に「まことの光が世に来ようとしていた。」とある通りです。また、14節には「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。」とあります。言葉は意思の疎通がなされるために用いられるものですが、神がご自身の思いを人間に伝えるために遣わされたのが主イエスです。すなわち、わたくしたちは人となってくださった神である主イエスを通して神を知るのです。そして、4節に「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。」とありますが、ことばである主イエスを知り、そのお方のいのちこそ、人の光だと言っています。神の栄光の光を人は見るということです。 

3.わたくしたちの現状(10節〜11節)
「知らなかった」「受け入れなかった」と記されています。しかし、9節には「まことの光が世に来ようとしていた」と、まさに、今は、主イエスと出会い、光を受け入れるその時なのだと告げています。

4.神によって生まれる人々(12節〜13節)
私は先日、鍵を持たずに外出してしまい、自分の家に帰るのにチャイムを鳴らして家族に鍵を開けてもらったことがありました。もし、家族が家に居てくれなかったなら締め出されたままでした。当時主イエスを拒んだ人々は大勢いたのです。しかし神は今、わたくしたちの心に入ってこようとしてくださっています。「この人々は、血によってではなく、肉の欲求や人の意志によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。」(13節)

すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしています。今日、神に信頼して神からのいのちを受け取り、神の栄光を見る生活をはじめましょう。「この方にいのちがあった。」(4節)と記された通りになります。主イエスがわたくしたちの人生を変えてくださることを体験し、神の栄光を見て神をほめたたえましょう。

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