「聖霊の下に生きる気骨」(使徒の働き13章1節〜43節) ( 6.6/2016 )
「彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、『バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい。』と言われた。そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。」(2節〜3節)

1.反対する人々と共存した(13節)
「生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです。」(1コリント2章14節)
ヨハネはペルガでパウロ一行から離れエルサレムに帰ってしまいます。御霊によって送り出されるということは反対に遭わないということを意味しているのではないことが分かります。しかし、彼らは聖霊の下に生き続けました。

2.神の御業を受け入れた(38節)
パウロ一行が証したかったのは聖書が成就したということでした。そして「信じる者はみな、この方によって、解放される」(39節)ということでした。なんという驚くべきめぐみでしょう。パウロ自身、律法に反することを許せない気性の持ち主でした(1コリント15章9節)。しかし、主イエスの復活が聖書の成就であったことを知り(使徒13章33節)、主イエスを宣べ伝える者となりました。

3.神の栄光が命だった(2節、13節)
「愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善に親しみなさい。兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。」(ローマ12章9節〜21節)悪に負けてはいけないとあります。彼らの命の出来事は、神の御業でした。彼らはそれを心から喜んだのです。私たちも主を礼拝し、御霊の下で、その歩みを神の栄光を証しするものへと変えましょう。(参考図書;Warren W. Wiersbe “With the Word”(Nashville:Thomas Nelson Publishers1982))

TOP