『互いに愛し合いなさい』(ヨハネ13章34〜35節) ( 11.22/2010 )
『わたしは、新しいいましめをあなたがたに与える、互に愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互に愛し合いなさい。』                                ヨハネによる福音書13章34〜35節

イエス・キリストは、幼子たちを遠ざけようとした弟子たちを叱り、幼子たちの来るのを拒まれませんでした。それだけでなく弱い立場の人や、罪に苦しんでいる人々をも受け入れられました。このイエス・キリストの姿は、わたしたちにとって大きな慰めです。なぜならば、たといわたしたちが幼く、弱かったとしても、また、罪の重荷で苦しんでいたとしても、主はわたしたちを受け入れて慰め、励ましてくださると信じることができるからです。神はイエス・キリストの十字架を通して、はっきりとその愛を顕してくださいました。だからこそ「互いに愛し合いなさい」と語られた主のことばが、わたしたちをこの世のいろいろな縄目からわたしたちを自由にする、愛の命令と信じることができるのです。イエス・キリストは自らの命をもって、わたしたちを命にあふれて生きるものとして下さったのです。

それではわたしたちは、与えられた命をどのように用いたらいいのでしょうか。主の御手の中にあって、人を慰め、命を与えて生かす歩みに預からせていただきたいと思います。
(説教者 船田肖二師)

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