「私のようになってくださること」(使徒の働き26章1節〜29節) ( 1.30/2017 )
「パウロはこう答えた。『ことばが少なかろうと、多かろうと、私が神に願うことは、あなたばかりでなく、きょう私の話を聞いている人がみな、この鎖は別として、私のようになってくださることです。』」(29節)

ネパールにエベレストという山があり、8848メートルあるということを聞いて信じている人々は沢山います。しかし、フェストはパウロの証言を聞いても信じようとしませんでした。
「私のようになってくださること」とは、主イエス様の復活を信じることでした。彼はもともと模範的なパリサイ人でした。すなわち熱心な宗教家であり、社会的に信頼されている方でした。しかし、復活された主イエスと出会って彼の人生は一変しました(4節〜18節)。彼は主イエスを信じる信仰によって、罪の赦しを得、迫害者が迫害される者となり、主イエス様だけが闇から光に私たちを移すことができるお方だと証言しました。

「それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。」(18節)これは、パウロが主イエス様から聞いたと証言している言葉です。

パウロのようになるとは

1.証人として任命され、遣わされること
「起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現われて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためである。わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。」(16節〜17節)

2.天からの啓示に背かないこと(19節)

3.主イエス様を伝えること
「彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたし(主イエス様)を信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせること、そして悔い改めて神に立ち返り、悔い改めにふさわしい行ないをするようにと宣べ伝えること。」(18節、20節)

(フェストが逃げ道としたように)博学でないことが私たちを暗闇に縛り続ける原因ではありません(24節)。主イエス様を信じる信仰を拒むことが、罪に縛られる原因です(18節)。すなわち、主イエス様だけが私たちを救うことができるのです。自分の力で罪に立ち向かうのではなく、様々な問題のために、主イエス様の声により任命され、主イエス様に背かず、主イエス様を宣べ伝えましょう。主イエス様に頼り、主イエス様に祈り、主イエス様に従い、主イエス様をほめたたえましょう。闇ではなく主イエス様が私たちを生かすのです。主イエス様によって生かされましょう。

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