「キリストの教え」(エペソ4章22節〜24節) ( 4.3/2017 )
「その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、またあなたがたが心の霊において新しくされ、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。」(エペソ4章22節〜24節)

「心の霊において新しくされ」(23節)とありますが、キリストの教えとは脱ぐことと着ることでした。そして「神にかたどり造り出された、新しい人を身に着る」を、ある有名な牧師は「神の生き写しである」と説明しています。どうすればそのような生活ができるのでしょうか。

1.種子を目覚めさせるのは聖霊(ピリピ2章13節)
「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。」(ピリピ2章13節)きよい思い、熱心な礼拝、情け深い行いなどの良いものは聖霊の働きが無ければ私たちの内からは出てきません。

2.稔らせるのも聖霊(ヨハネ15章5節)
「わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。」(ヨハネ15章5節)主イエス様は私たちについて、あなたはぶどうの枝なのだと説明してくださいました。聖霊があなたの舌に触れてくださらなければ、語ることはできません。聖霊がとりなしてくださらなければ、祈りさえ退屈な仕事となってしまいます。罪に打ち勝つことも聖霊が無ければ絶対にできないのです。すなわち、養分なしには実を結ぶことができないのです。

3.聖霊を悲しませてはいけない(エペソ4章30節)
聖霊が与えてくださるいのちのほかに、私たちは自分の内にいのちをもっていないのです。ですから、罪を悔い改めることを拒んで聖霊を悲しませないようにしましょう。低いところに下られた主イエス様を無視して低い者となることを拒否し(9節)聖霊を怒らせたりすることもないようにしましょう。傷ついている人を愛しましょう。
魂の内の聖霊のごく小さな働きでも消すことのないようにしましょう。聖霊の痛みを知り、聖霊のすべての示唆を重んじ、常に祈り、心のすべての領域のために主イエス様の御声に聴き従う心備えをしていましょう。

私たちは聖霊を離れては全く弱いのですから。

(参考図書 C・Hスポルジョン著「朝ごとに」いのちのことば社、11月21日)

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