「主イエス・キリストを着なさい」(ローマ13章11節〜14節) ( 10.15/2017 )
「主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません。」(14節)

私たちはそれぞれ長年かけてセルフイメージを持っています。しかし、神は、神が立てた権威に従いなさいと教えています。

1.従うべき

1節から7節は上に立つ権威に従うべきことが教えられており、8節から10節は隣人を愛するという点で律法に従うべきであると勧められています。従う理由は、「人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。」(1節)と、説明されています。

2.罪の問題

「あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。夜はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。遊興、酩酊、淫乱、好色、争い、ねたみの生活ではなく、昼間らしい、正しい生き方をしようではありませんか。」(11節〜13節)
眠りから覚めるべき時刻がもう来ているのに、目が覚めない。この問題は多くの方の心の叫びです。

3.主イエス・キリストを着なさい

人は、どうすれば主イエス・キリストを着なさいという命令に答えることができるのでしょうか。アウグスティヌスは罪の苦しみにのたうち回っている時に、隣家から子どものような声で何度も「取って読め、取って読め」という声が聞こえてきて、聖書を手に取ったときに「イエスは彼に言われた。『もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。』」(マタイ19章21節)と「正しい生き方をしようではありませんか。主イエス・キリストを着なさい。」(ローマ13章13節〜14節)のみことばで回心したそうです。今日、自分という衣でなく、主イエス・キリストを着る決心を致しましょう。

(悔い改めの祈りは、一回で終わらせるのではなく、祈り続けることが大切です。もっと深く、もっと戦ってまいりましょう。私たちに祈らせてくださるのは聖霊です。聖霊が分からないと空しくて祈れません。聖霊に満たされないと悔い改めの祈りもできません。聖霊を求めて祈ることから始めましょう。神は祈りを勘定に入れておられます。父子聖霊との連帯的責任に与りましょう。)と、九州聖会で竹田浩牧師を通して教えられました。

(参考図書 F・B・マイヤー「きょうの力」いのちのことば社)

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