「生きておられる」(2コリント13章4節) ( 6.4/2019 )
「確かに、弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力のゆえに生きておられます。私たちもキリストにあって弱い者ですが、あなたがたに対する神の力のゆえに、キリストとともに生きているのです。」(4節)

分解

1節〜4節 キリストは強いと証言するパウロ
5節〜8節 信仰(イエス・キリストがおられる)の行きつく正しい行い
9節〜10節 祈り
11節〜13節 勧めと終祷

序論 

キリストは生きておられ、強い方であるとパウロは証言しています(3節)。では、コリント教会の人々には何が足りなかったのでしょうか(7節、8節)。

1.イエス・キリストは生きておられる(4節、5節)

十字架につけられたイエス・キリストは神の力のゆえに、あなたがたのうちに生きておられます。困難や十字架があっても信仰に立ちましょう。

2.どんな悪も行わないように(7節)

パウロはコリント教会の方々が悔い改めないため、最後にキリストは弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力のゆえに生きておられるという切り札を切りました。(どんな悪も行わないように)すなわち、神の力を受けるためには悔い改めが必要です。

3.聖霊の交わり(13節)

私たちの欲望ではなく聖霊のきよさが生活の中と教会の交わりにあらわれるように祈りましょう。

結論

罪が人を生かすと罪らしい実をむすびます。一方、世より弱く見えるキリストかもしれませんが、神の力こそ、あなたを生かします。キリストとともに生きましょう。
ある方は12歳の6月から原因不明の視神経炎を患ったそうです。クラスの先生はその子の居ない掃除の時間を利用して、他の子たちに3学期の教科書を大きな字で書いてもらったそうです。「手作りの教科書が我が家の心の窓」ということでしたが、キリストの復活は私たちにとって心の窓ではないでしょうか。それぞれに十字架はあってもキリストが生きておられるので私たちも神の御旨に生きるのです。

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