「本物の熱心」(ガラテヤ1章23節) ( 6.17/2019 ) |
「以前私たちを迫害した者が、そのとき滅ぼそうとした信仰を今は宣べ伝えている。」(23節) 1節〜5節 挨拶と福音の内容 6節〜10節 キリストの福音を変えようとする人々は呪わるべき 11節〜17節 福音の出どころ 18節〜24節 熱心の結果 序論 使徒パウロが救いのあかしをしているのがこのガラテヤ1章です。そのキーワードは14節の「熱心」です。本物の熱心とは、 1.真理に向かって自分を変えること(14節) 物事を解決する力は熱心ではないでしょうか。そして本物の熱心とは真理に向かって自分の生き方を変えることではないでしょうか。使徒パウロは熱心のきっかけを二点紹介しています。すなわち、キリストのよみがえりと十字架の目的です。「イエス・キリストと、キリストを死者の中からよみがえらせた父なる神」(1節)、と「キリストは…私たちの罪のためにご自身をお捨てになりました。」(4節)の二点です。そして、迫害をやめ、逆に伝道者になりました。 2.神があがめられること(23節、24節) パウロは神がキリストを啓示してくださったとき、生き方を全く変えてしまいました。そして、キリスト者を迫害する生き方をやめ、以前は滅ぼそうとしていた信仰を宣べ伝える者となりました。人はそこまで自分の生き方を変えることができるのでしょうか。パウロは変えることができたのです。そんな彼のこころにあったことは、人からの歓心ではなく神があがめられること、すなわちキリストのしもべでありたいという願いでした。(10節) 結論 キリストを死者の中からよみがえらせた神と今の悪の世界から救い出そうとして、私たちの罪のためにご自身をお捨てになったキリストが福音の中身であって使徒の会議の結果ではありません。真理は会議の結果ではありません。人を罪の力から救うのは、人の知恵ではなく人知を超えた神のみわざです。神に従いキリストのしもべとなり救いを今、体験しましょう。 |
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