「御怒りに至る道」(エペソ2章1節〜5節) ( 11.4/2019 )
エペソ2:1 あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、
2:2 そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。
2:3 私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。
2:4 しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、
2:5 罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、──あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。

「あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、」(1節)

日本は偶像に満ちた社会です。私共を造ってくださった創造主を無視していろいろなものに願いごとをするのです。それが普通の社会です。しかしそれが恐ろしい結末に至るのです。神様は私共に「あなたがたは」と呼びかけておられます。他人のことではなく、私たちに神様は関心をもっておられます。

1.自分の罪過

罪過を放っている人について、その人は死んでいるんだよと聖書は言うのです。なぜなら命の源は神様だからです。体が頭を切り離しては生きていけないように、神に背いてしまった私共は死んでしまったそういう存在なのです。死んだ体は死臭を放つのです。しかし、世に流されないで、罪過と戦わなければなりません。

2.不従順

(不従順でどこが悪いのか)とおっしゃるのではないかと思います。しかし、不従順な人には「不従順の子らの中に働いている霊」に従っているというのです。不従順のままでいると悪魔に操られると警告しているのです。
マルコ9章24節には、「信じます。不信仰な私をお助けください。」との叫びがあります。そのとき、主イエス様が汚れた霊をしかってくださり、事件は解決しました。私共も今日与えられている光を遮らないで、祈りはじめましょう。

3.空中の権威を持つ支配者

この世の権力者などを自由に支配してしまう、それが悪魔だというのです。ですから、一般人も含めてすべての人を悪魔は操ってしまうのです。そこで、悪魔に注意するために必要なことは、
肉の欲を除くことだというのです。バプテスマのヨハネは主イエス様にほめられた人物でした。王の罪を指摘し、自らはラクダの毛衣で身をおおい、イナゴと野蜜を糧としました。このようにして悪魔から身を守りました。

神の御言葉をもって不従順と戦いましょう(6章10節〜20節)。不従順な者に悪霊は働くからです(エペソ2章2節)。


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