「霊の遺産」(ヨシュア記1章18節b) ( 1.13/2020 )
「ただ、強く雄々しくあってください。」(ヨシュア記1章18節b)

イスラエルの指導者の交代が神によって告げられているのがヨシュア記1章です。ただし、そこにはっきりと記録されているのは霊の遺産の存在です。

1.強く雄々しくあれ、は4回

約束の地を得させなければならない(6節)、すべての律法を守り行え(7節)、主があなたとともにあるから(9節)、主があなたとともにおられますように(17節)、すなわち、強く雄々しくあれには2回の命令と2回の励ましが伴っています。特に17節の励ましは既に神の恵みを知っている人々によるものでした。

2.約束の地を得た人々

ルベン人、ガド人、マナセの半部族は既に約束の地を得ていました。すなわち、ヨシュアには神が真実なお方であり、すべての律法を守り行う者と神が共にいてくださることを体験した人々がそばにいて、まだ嗣業を受けていない人々よりも先に渡って彼らを助けたのです(14節)。

3.教会とは

ヨシュア記はイスラエルが約束の地を得る過程が記されている書です。冒頭の1節、2節に記されているのは従者終焉です。つまりモーセの従者としての生活がついにここで終わって、生きておられる神にしか頼るところのなくなったヨシュアの姿が描き出されています。神への信仰、これが教会の姿ではないでしょうか。教会とは神に頼る人々の集まりです。そして約束を得た人々とこれから得る人々が混在し、励まされ助けを受ける集いであり、他者のために生きる集まりです(15節)。

「この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行うためである。そうすれば、あなたのすることで繁栄し、また栄えることができるからである。」(8節)実際に神の御前に生きたヨシュアは24章15節に「主に仕えます。」と信仰を告白しました。これが霊の遺産の実質だと思います。ローマ6章16節や2ペテロ2章22節を思うと悲しくなります。しかし、律法の書を口から離さず、昼も夜も口ずさみ(ヨシュア1章8節)、血潮に隠れ(出エジプト12章13節)、愛に生かされて(ルカ15章1節、2節)神の恵みによって霊の遺産とされましょう。

私共は愛することを恐れてしまいます。けれども愛されています。愛することを恐れないイエス様にリクルートされているのです。素晴らしいことは、新しい方々がおられることです。約束の地がどんなところか、新しい方々と共に勝ち取りましょう。すでに愛を受けているのですから。

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