『成長させてくださるのは神』(Tコリント3章1〜9節) ( 2.20/2011 )
『わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である。だから、植える者も水をそそぐ者も、ともに取るに足りない。大事なのは、成長させて下さる神のみである。』 コリント人への第一の手紙3章1〜9節 


パウロは救われてから、最初は弱さの中に恐れや不安を感じましたが、巧みな知恵のことばではなく、神の力による知恵を与えられたことによって、神の力であるキリストを体験し、十字架に付けられたキリストを宣べ伝えることこそ、自分に与えられた使命と受け止めるようになりました。そして、神の御霊の助けによって、初めて神から与えられている御霊の賜物を理解し、受け入れることができたのです。生まれながらの人は神の賜物を理解することができず、その賜物を生かすこともできません。かえって人をねたんだり、争ったりしているうちに神を忘れてしまうのです。わたしたちのために植え、水を注いでくれる人は居ます。しかし、わたしたちを成長させてくださるのは神だけです。わたしたちは成長させて下さる神を認め、どんな賜物であろうと 主はそれを聖別し、豊かに用いることができるようにして下さると信じて感謝しようではありませんか。あなたはどんな賜物を持っているでしょうか。あなたが霊の人であり神に信頼して歩んでいるならば、その信頼により希望に満ちあふれ、消えることのない平安を持つことができます。そしてわたしたちを新しくし、成長させることのできる神がともにいてくださることこそ一番の恵みであり、賜物であることを知ることができるのです。
(説教者 船田肖二牧師)

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