「背きの中に死んでいた私たち」(エペソ2章5節) ( 9.6/2020 )
「背きの中に死んでいた私たちを、キリストとともに生かしてくださいました。あなたがたが救われたのは恵みによるのです。」(5節)

このエペソ人への手紙2章は恵みの章です。神の恵みによって、

1. 失ったもの

私たちが失ったもの、それは神への不従順です。そして、敵意です(2章14節、16節)。

2.得たもの

それは、イエス・キリストです。1章13節には「このキリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。」とあります。1章7節には福音とは何かが記されています。「このキリストにあって、私たちはその血による贖い、背きの罪の赦しを受けています。これは神の豊かな恵みによることです。」そして神はキリストのうちに大能の力の働かせてくださり、愛によって(2章4節)私たちをもキリストとともによみがえらせてくださったのです。

3.今あなたは生きているか

敵意をいだき、自分の欲するままを生きているとしたら、それは死んでいるのです。そして、みな、死んでいたのです(2章3節)。しかし、キリストが二つのものを一つのからだとして、十字架によって神と和解させ、敵意を十字架によって滅ぼされました(2章16節)。十字架、すなわち、捕虜(4章8節)とありますが、キリストに伴われなければ不従順の霊には勝てません。

不従順の子らの中に今も働く霊に対して、人々は常に戦っています。家庭が壊れないように、自分自身が壊れないように日々奮闘しているのです。1章10節に、「時が満ちて」とありますが、今進行している神の救いの計画は神の御旨によるのです。神の恵みのわざです。もし、まだ罪の奴隷であり苦しんでおられるなら、必ず神の救いの時は来ますので、安心して神の教会に連なり続けましょう。

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