「生けるまことの神」(1テサロニケ1章9節) ( 11.9/2020 )
「私たちがどのようにあなたがたに受け入れられたか、また、あなたがたがどのように偶像から神に立ち返って、生ける真の神に仕えるようになり、」(9節)

テサロニケとは、ギリシャ北部にあるマケドニアの首都でした。パウロ、シラス、テモテは過去にこの町で伝道したことがあり、パウロはそこの教会の様子を知るためにアテネからテモテを遣わし、コリント滞在中にテモテからの知らせを受けテサロニケの教会に手紙を書きました。この手紙にあるのは、死者たちのよみがえりへの確信と主イエス様の再臨への備えの勧めです。

生ける真の神は、

1.苦難の中にある人を選ばれた

3節に彼らの様子が記されています。すなわち、信仰の働き、愛の労苦、主イエス・キリストへの望みの忍耐、すなわち汗と涙と苦しみが彼らの生活にもありました。そして、それを可能にしたのは、聖霊による喜び(6節)でした。

2.偶像よりも強い

偶像とは何でしょうか。お金を与えてくれるものでしょうか。それよりももっと大きな力ある偶像は自分自身です。そして、自分自身に意味を与える存在、すなわち隣人であり、その支配者です。しかし、主イエス様は生けるまことの神に立ち返らせてくださるのです。

3.立ち返らせる

今、教会を訪れる人が多くても、定着する人は少ないかもしれません。しかし、神がこれからこの教会にしようとしておらえる御業は、偶像から立ち返らせるという御業です。それは、聖霊によってなされます。
もし、私共が聖霊による喜びをもって生活しているなら、私共の後に導かれる人々も私共と主にならう人にされます。(6節)

私共が伝えるべきことは、生きておられる神であり、神が聖霊によってここに臨在されることです。

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