「母がいる」(1テサロニケ2章7節、8節) ( 11.15/2020 )
「私たちは、自分の子どもたちを養い育てる母親のように、あなたがたをいとおしく思い、神の福音だけではなく、自分自身のいのちまで、喜んであなたがたに与えたいと思っています。あなたがたが私たちの愛する者となったからです。」(7節、8節、新改訳2017)

テサロニケの教会の人々にパウロ一行が伝えたメッセージは「やがて来る御怒りから私たちを救い出してくださるイエス」(1章10節)でした。神の怒りは知らずとも死は訪れます。死の先に何が起こるかは知らずとも神が私共を愛して御子イエス様を十字架にささげてくださったことは知っています。そして、イエス様は見えなくても、聖霊によって罪(神への不服従)から救われたのです。そして、主イエス様に倣うパウロ一行はテサロニケの人々の母親になりました。

母親は、

1.幼子である

権威を主張するものではなく愛する者であり、弱い者でした。

2.まず、訪ねること

母親はあなたをいとおしく思い、神の福音だけではなく、自分自身のいのちまで、喜んであなたがたに与えたいと思っている者、すなわちあなたに神を教えてくれる人です。神のことがわからなくて苦しいとき、教会を訪ねて「神様のみことばを聞かせてください。」と神を求めてください。
母のように辛苦を共にし(9節)、父親のように御国と栄光にふさわしく歩むように勧め励まし、命じてくれます(12節)。

3.聖書のことばで養う(13節)

「この神のことばは、信じているあなたがたのうちに働いています。」(13節)神がテサロニケの教会の人々にしてくださった御業は、神のことばを受け入れるということでした。神のことばは、働くのです。
たとえば、隣人を赦せない時に「あなたがたが私たちの愛する者となった」(8節)で、そうされる方もおられるでしょう。また、サタンのわざを見破れない時に「御霊によって歩みなさい。」(ガラテヤ5章16節)、自分のために生きているときに「永遠のいのちに至る食べ物のために働きなさい。」(ヨハネ6章27節)、力のない人生を送っているときに「力をつくしてなせ」(伝道の書9章10節)等など。

この日本に神のみことばを伝え、神のことばによって、この日本に「愛」が生きて働くために、あなたの人生を、今日、神にささげませんか。働かれるのは神のみことばですから、もし神があなたにみことばを語ってくださったらあなたも献身して母に辛苦を共にする者になりませんか。

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