「闇はこれに勝たない」(ヨハネ1章5節) ( 12.6/2020 ) |
「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」(5節) この世界に勝敗の決まっていることがひとつあるそうです。それは、闇は光に打ち勝つことはないということです。私共の人生も闇の力に牛耳られて終わることはないのです。もし、光である主イエス様と出会うなら。 1.闇の存在 仮面ライダーというアニメが昔上映されていましたが、その中にショッカーの戦闘員が出てきていました。彼らは、必ず仮面ライダーに敗北するのです。恐らく見ている子どもたちは、仮面ライダーに自らの姿を投影してヒーローになるのです。しかし、現実はどうかと考えますと、ショッカーの戦闘員とは全人類のことであると感じるのです。仮面ライダー1号の本郷猛や仮面ライダー2号の一文字隼人は脳を改造される前に逃げ出すことができたからショッカーと戦うことができたのですが、彼らの前に立ちはだかるショッカーの戦闘員たちは既に脳も改造されているのです。私たちの脳は大丈夫でしょうか。 2.闇の業績 闇の力の業績を聖書の中に見ることができます。それは、ヨハネ19章7節です。すなわち、「自分を神の子としたのですから」と神が人となって来てくださった主イエス様を受け入れないのです。(神が人となって来られるなんて信じられるか)という方がもしおられましたら、主イエス様は盲目の方を見えるようにされました。そして、「わたしのわざを信じなさい。」(ヨハネ10章38節)とおっしゃいました。神を信じることができず、神のわざを見ないと信じられない、これが闇の業績です。 3.闇は光に勝たない では、神のわざとは何で、何を見ればよいのでしょうか。それは、主イエス様の十字架と復活です。そして主イエス様は今、全世界の人々のために「助け主」を送ってくださいます(ヨハネ16章7節)。すなわち、真理の御霊を主イエス様は送ってくださいます。このお方が送られるとき人生は転換します。すなわち、「さばきについてとは、この世を支配する者がさばかれたからです。」(ヨハネ16章11節)主イエス様の十字架によって神の裁きが完了したことを知るのです。 そして、罪の奴隷は解放されるのです。彼らが知ることとは、闇は光には勝てないということなのです。 私共の間違えやすい点は、私共が仮面ライダーのように闇に立ち向かって勝てるかのように理解してしまうことです。そのようなことはあり得ません。既に、私共は闇の戦闘員にされているからです。しかし、主イエス様はご自分のいのちを捨てて私共を闇の力から解放してくださるお方です。 ポイントは主イエス様だけが絶対に闇の力に負けることのない勝利者だということです。 何が言いたいのかと言いますと、主イエス様に「闇の力に気づけますように、そしてその力から助けてください」と祈るだけでよいということです。そうすれば、ショッカー戦闘員のように生きる人生から解き放たれます。 |
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