「罪から救う者」(マタイ1章21節) ( 12.26/2020 )
「マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」(マタイ1章21節)

クリスマスおめでとうございます。世界中で今日は救い主イエス様のお誕生をお祝いしています。
皆様のご家庭でもクリスマスケーキを食べて、お子さんたちはプレゼントをもらってお祝いしておられるのではないでしょうか。
主イエス様のお誕生がなぜめでたいことなのか。ご存知でしょうか。その理由は、罪からの救いが主イエス様のお誕生を通して与えられるからです。

世界のすべての人は神に逆らう反逆の歴史の中にいます。特に日本人は生きておられる神が存在されることも、まったく教えられることなく、成人し就職し家庭をもち、子育てをしています。ですから、神に反逆するという概念すらもっていません。人間は神の栄光を表す存在であることを知らずに生活しているので、神の御旨を求めてもいません。
しかし、西暦2020年のクリスマスを迎えましたが、歴史は主イエス様の年、主イエス様の治世の2020年と数えられています。すなわち、世界には主イエス様によって罪から救われている方々が大勢おられるのです。

さて、日本に主イエス様が誕生されたら、日本人ならどのように対応するでしょうか。確実に言えることは、主イエス様を十字架につけてしまうということです。人は神を好まないのです。
そして、十字架につけた人々はどうなるのでしょうか。地獄に送られるのでしょうか。そうではなくて、神は主イエス様をこの地上に送られ、人々の手によって十字架に渡し、葬られたイエス様をよみがえらせて、ご自身が約束を成就されるお方であると信じる人々に救いを与えてくださるのです。
十字架とは、人間の罪、すなわち神への反逆のしるし、また、同時に、神の愛のしるしです。すなわち、私たちには捨てても良いものがあります。いや、捨てなければ隣人を死に至らしめるものがあります。それは、神に反逆する肉の思いです。今日肉の思いを捨て去り、救い主イエス様を心にお迎えしましょう。十字架こそ、わたくしたちの肉が死んでしまったしるしだからです。主イエス様のように生活しましょう。

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