「ご自分を恐れる者をあわれむ神」(詩篇103篇13節) ( 1.3/2021 )
「父がその子をあわれむように
主は ご自分を恐れる者をあわれまれる。」(13節)

1.主は生きておられる(14節)

14節には「主は 私たちの成り立ちを知り 私たちが土のちりにすぎないことを 心にとめてくださる。」そして、4節には「あなたのいのちを穴から贖われる。」と約束してくださっています。すなわち、電気のスイッチを入れると電気がつくように、私たちのいのちを新しくしてくださるお方です。

2.背きを愛してしまう者たち(12節)

いやいや期というのが子どもにあるそうですが、残念ながら大人にもいやいや期はあるようです。造り主である主をほめたたえることを拒否するのです。すなわち、主を忘れてしまっているのです。しかし、「主は、あなたの一生を 良いもので満ちたらせる。」(5節)お方であり、何よりも、「東が西から遠く離れているように 主は 私たちの背きの罪を私たちから遠く離される。」(12節)お方です。

(背きって、何ですか)とお聞きいただけるならば、その答えは「聖なる御名をほめたたえよ。」(1節)すなわち、神様の聖に反するものです。ここで、明らかになること、背きがある以上、否定できないことがあります。それは、背く私共は強さの序列を勘違いしているということです。すなわち、主(神様)、背き、私たちという序列であって、私共が背きよりも上にいるのではないということです。
しかし、12節によりますと、主にはできる。背きを遠く離すことができるのです。

3.父からのあわれみ(13節)

自分には手に負えない問題が起こった時、あなたは誰に相談しますか。あなたには父がおられます。それは造り主である神です。主はご自分を恐れる者をあわれんでくださいます。ひざまずいて主に祈りましょう。背きから救われる日が少しでも早く来るように。

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