「日に三度ひざまずき」(ダニエル書6章10節) ( 2.27/2022 ) |
「ダニエルは、その文書に署名されたことを知って自分の家に帰った。その屋上の部屋はエルサレムの方角に窓が開いていた。彼は以前からしていたように、日に三度ひざまずき、自分の神の前に祈って感謝をささげていた。」(10節) 昔、J1のプロ選手にビスマルクという選手がいましたが、彼はゴールを決めるごとに、フィールドで神に感謝の祈りをささげていました。このメディアとペルシャの大臣であったダニエルはダレイオス王によって禁令の文書に署名されたのを知って自分の家に帰り以前からしていたように、日に三度ひざまずき神の前に祈って感謝をささげました。神は彼をどのように扱われたのでしょうか。 1. 彼は忠実で、何の怠慢も欠点も見つからなかった。(4節) 祈る者を神は祝福されます。 2.神に忠実な者とされます。(10節) 彼はその文書に署名されたことを知って、窓を開いて祈りました。国の王よりも、真の神を恐れる者とされます。 3. 訴えられ獅子の穴に投げ入れられる(16節) ダニエルは獅子から何の傷も受けませんでした。神が獅子の口をふさいでくださったからです。 4.神が賛美される(26節、27節) ダレイオス王はじめメディアとペルシャの国民は生ける神、主権者であられ人を救い、助け出し、天においても、地においても、しるしと奇跡をおこなわれる神を知ったのです。 日本では第二次世界大戦中に菅野 鋭(すげの とし)牧師はじめ134人の牧師が検挙され、75人が起訴されたそうです。彼らは国体ではなくキリストに従ったのです。結果このホーリネス弾圧では七人の殉教者が出ています。 「神は近き将来に於いて「キリスト」を空中に臨ませ義の審判を開始し戦争その他災厄の充満せるいわゆる患難時代を現出せしめたる後「キリスト」を地上に再臨せしめて我国を含む世界各国の統治権を摂取せしめ「キリスト」を統治者、携挙せられたる聖徒を統治に参与する王、神の選民と称するイスラエル人を支配階級となす千年王国なる地上神の国を建設し次で新天新地と称する神の理想社会を顕現すべきものなりとし、天皇統治が右千年王国の建設に際して廃止せらるべきものなりと做す国体を否定すべき内容のものなり」というのがその理由であったそうです。キリストは死からよみがえられたお方です。どうして天皇と同等に比較されるはずがあるでしょうか。 キリストに従い、神のさばきを待ちましょう。 「イエスはご自分の肉体という生きた垂れ幕を通して、私たちのために、この新しい生ける道を開いてくださいました。」(へブル10章20節)キリストの十字架と復活の道に歩みましょう。真の神に日に三度ひざまずき哀願しましょう。 |
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