『世界の王』(詩編2編) ( 3.20/2022 )
「なぜ 国々は騒ぎ立ち もろもろの国民は空しいことを企むのか。
なぜ 地の王たちは立ち構え 君主たちは相ともに集まるのか。
主と 主に油注がれた者に対して。』」(2編1節〜2節)

序. 今朝の箇所は王の即位式に詠まれた詩。

1. 地の王

新しい王が立てられる時、それを快く思わない者も少なからずいる。その特徴は
1)「挑む」、2)「笑う」、3)「恐れる」。神を畏れない罪の態度。大臣達はダニエルに挑んだ、またあざ笑い企んだ。人は何かを得ることによって安定は得られない。かえってそれを守ることにエネルギーを使う。得た人間関係を壊さないように恐れ、得るために払った犠牲が無駄になることを恐れ、良い成果、名声を維持または越えないといけない圧力に恐れる。結局、恐れが起きて安心は来ない。いじめる側の心の奥をは「恐れ」。笑われることを非常に恐れている。自己保存に仲間を得、暴虐を行う。

「決して私を笑わないたった一人の方」を得るなら、人を傷つける必要がなくなる。

2.天の王

最初の行は疑問でなく驚き。カマキリが列車に立ち向かう様な驚き。7節からは主イエスの戴冠式。王は神の養子。人からでなく神から霊の油を注がれる。真の王には目的がある。1)貧しい者への福音、2)癒し、3)解放。
服従と和解の勧め。敗者の王より勝利の王の仕え人の方が強い。

クリスチャンは天の王の仕え人。主の油を注がれ、地の権力を恐れない(使徒4:19〜31)。
炎のランナーエリック・リデルの生涯のように、天の主に仕える人は幸い。

終りに. 主に身を避ける幸い

ルツはボアズにつながり、すべて満たされた。教会は主の花嫁。
家を失い、故郷を失い、家族・友人を失い、財を失っても、この方のもとに身を寄せるなら、すべて満たされる。天地の王の加護に入る幸い。
(説教者;田代美雪牧師)

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