「生んでくださったお方」(ヤコブ1章18節) ( 9.11/2022 )
「この父が私たちを、いわば被造物の初穂にするために、みこころのままに真理のことばをもって生んでくださいました。」(18節)

聖書には偶像礼拝をして主から打たれた人々が数え切れないくらい登場します。では偶像礼拝とは何なのかといいますと、自分の願望を具現化したものです。例えばバアルは豊穣の神ですので、豊かさを崇拝していたということです。では、私たちを造ってくださった主はどんなお方なのでしょうか。それが記してあるのが聖書であり、このヤコブ1章22節にはみことばを行う人になりなさい。とありますから、主による創造の御業は現在進行形なのです。

1.惜しみなく、とがめることなく与えてくださる神(11節、12節)

2節に「様々な試練にあうときはいつでも、この上ない喜びと思いなさい。」とあります。試練とは何かといいますと、3節に信仰が試されていることなのだというのです。でも対策があるのです。それは主がおられるということです。5節に「神に求めなさい。そうすれば与えられます。」とあります。試練を通して主に祈り、主を体験しましょう。

2.低くされること(10節)

試練とは何なのでしょうか。11節に「太陽が昇って炎熱をもたらすと、草を枯らします。すると花は落ち、美しい姿は失われます。そのように、富んでいる人も旅路の途中で消えて行くのです。」とあります。(とんでもないことが書いてあるな〜)と思うのですが、主の御計画はその先にあります。「試練に耐える人は幸いです。耐え抜いた人は、神を愛する人に約束された、いのちの冠を受けるからです。」私共の教会は10名の教会ですが試練を耐え抜く時、甲子園の勝者のように主からいのちの冠を授けられるのです。

3.偶像問題

13節、14節「神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれかを誘惑することもありません。人が誘惑にあうのは、それぞれ自分の欲に引かれ、誘われるからです。」とあります。皆、豊かに幸せに暮らしたいと願っております。では、どうすれば欲に勝てるのでしょうか。
神である主に出会うことが必要です。17節、「良い贈り物、またすべて完全な賜物は上からのものであり、光を造られた父から下って来るのです。」では、どうやって主と出会うのでしょうか。20節「人の怒りは神の義を実現しないのです。」怒る時はありませんか?そのときには、21節、22節「すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植え付けられたみことばを素直に受け入れなさい。みことばはあなたがたのたましいを救うことができます。みことばを行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけません。」18節に、「真理のことばをもって生んでくださいました。」みことばに聞き従って、主の御計画くださった姿に形作って頂きましょう。

生んでくださったお方のことばに聞き従い、世の汚れに染まず孤児ややもめの世話をしましょう。(27節)

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