「神の約束」(マルコ1章16節〜18節) ( 5.28/2023 )
「イエスは彼らに言われた。『わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。』」(17節)

ペテロはイエス様を知っていました。でも、裏切ってしまいました。しかし、聖霊が下ってくださったとき、彼はもう一度、すべてを捨ててイエス様に従ったのです。いったいどんなことが彼に起こったのでしょうか。

まず聖霊について最初に神様からこれを聖霊というのだよと、悟らされたのはペテロでした(使徒2章16節)。そしてヨエル書を引用したペテロの説教から、10日間の待ち望みの間になされたこと、それはヨエル2章12節から断食と涙と嘆きであったとFBマイヤー博士は解説しています。そして聖霊は彼の説教を通して3000人の受洗者を起こし、一つの奇跡を通して更に5000人の群れを加えてくださり、8120人の初代教会が生まれました。
ペテロに聖霊が与えてくださった信仰とは何だったのでしょうか。それは主イエス様の臨在、リアリティーです。そして聖霊は彼に何をあきらかにされたのでしょうか。1ペテロの手紙から

1.真相 5章5節 神は高ぶる者には敵対し…神は高ぶる者を嫌われる。悔い改めることを彼自身が教えられたのです。

2.十字架 1章18節 金や銀を空疎な生活と言うのだということを、キリストの尊い血を知ったときに悟りました。そして彼は贖い出されたのです。そして、2章24節 癒されたときに彼は伝えることができるようになったのです。
3.復活 1章3節 イエス・キリストを死者の中からよみがえらせたことによって、私たちを新たに生まれさせ ヨハネ21章に復活のイエス様に出会った時のことを聖霊は教えてくださったのです。イエス様を信じる生涯に入れられたということは古い私が死んで新しい者として生まれたのだと知ったのです。そして私でも救われたのだから、あなたも救われると。

4,喜び 1章8節 栄えに満ちた喜びに踊っています。試練があるよ、でもキリストは来られるのだよ。そのとき、称賛と栄光と誉れが待っているよ。すなわち、涙が必ず拭われる日が来るよと(黙示録21章4節)。

5.準備 3章15節 いつでも弁明できる用意をしていなさい。イエス様が生きておられることがわかり(臨在)、砕かれなければならないこと、イエス様の血潮の代価が必要だったこと、今、古い自分が死んで新しいいのちに生かされていること、試練は束の間でありイエス様がもう一度来てくださることこれこそ喜び、イエス様が自分にしてくださっていること、それが、ペテロが得たものであり、彼自身の内にあったものでした。すなわちリバイバルは私たちそれぞれが聖霊にこれらのことを明らかにしていただき、自分のものとさせていただくところから始まるのです。生きておいでになるイエス様が聖霊によって明らかにしてくださる。主イエス様による教導と十字架と復活と喜び、そして伝える備えを与える者になるこれが神のあなたへの約束です。すなわち神の約束はあなたから実現し始める。

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