「年長のしもべが望んだ女主人像」(創世記24章1〜67節) ( 5.19/2011 ) |
「娘に向かって『お願いです、あなたの水がめを傾けてわたしに飲ませてください』と言い、娘が答えて、『お飲みください。あなたのらくだにも飲ませましょう』と言ったなら、その者こそ、あなたがしもべイサクのために定められた者ということにしてください。わたしはこれによって、あなたがわたしの主人に恵みを施されることを知りましょう」。」(14節) アブラハムは息子イサクの嫁選びを年長のしもべに託しました。 1.アブラハムの提示した条件 ・カナン人のうちからめとらないこと(3節) ・親族の中からめとること(4節)甥の子をめとりました。 ・イサクを連れ去ってはいけないこと(5〜6節)神の約束ゆえ(7節) 2.年長のしもべが祈り求めた条件 ・自分だけでなく、家畜をも労ってくれる人(12〜14節) ・神によって導かれる人 年長のしもべにとって、神に祈ることはひとり静かに語りかけるように自然な生活の一場面でした。そしてその内容は助けを求める内容でした(どうか、・・・・施してください 12節)。その結果、神が慈しみとまこととを惜しまれないことを知りました。 3.わたしたちが神に祈る条件 4.求婚に対するラバンとベトエルの答え 「この事は主から出たことですから、わたくしどもはあなたによしあしを言うことができません。」(50節)、兄ラバンと父ベトエルも神からのこととして受け止めました。 リベカもおそらく神の御心と信じて応えたのでしょう(58節)。結婚には人柄、容姿、財産、信仰等、さまざまな条件が考えられるかもしれませんが、年長のしもべの祈りがこの結婚の決め手のようです。その内容は弱いもの(らくだ)をも愛する人を、ということでした。後に、そのリベカも愛される人となりました(67節)。難しいことかもしれませんが、まず愛することを始めてみましょう。 |
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