「祭壇の火で満たしてから」(ヨハネの黙示録8章5節) ( 3.4/2024 )
それから御使いは、その香炉をとり、それを祭壇の火で満たしてから地に投げつけた。すると、雷鳴と声がとどろき、稲妻がひらめき、地震が起こった。(5節)

'Then the angel took the gold cup and filled it with fire from the altar. He threw it down on the earth. There were rumblings and thunder flashes of lightning and an earthquake. 'Revelation 8:5

祈りとともにささげられる香、それはいったい何なのでしょうか。パウロは使徒の働き26章29節で「この鎖は別として、みなわたしのようになってくださることです。」と語っています。神から与えられる鎖、これは祈りによって取り去られたのではなく、祈りとともに神にささげられていました。主イエス様が「父よ、彼らをお赦しください。」(ルカ23章34節)と祈ってくださったとき、その御体は十字架の上でした。

祭壇の火とは何なのでしょうか。パウロが悔い改めて主イエス様を神として信じた時、主が彼にかけてくださったお言葉は使徒22章7節8節「サウロ、サウロ、どうしてわたしを迫害するのか。…わたしはあなたが迫害しているナザレのイエスである。」でした。すなわちそれはイエス様の姿でした。

苦しみのすべてをご支配される主イエス様に対してパウロは主イエス様に抗う人生を悔い改めました。

そのために主イエス様は祭壇の火を十字架の上で満たされました。そして救われたパウロは牢獄で火をアグリッパにも証ししました。

患難は悔い改めのチャンスです。
6節〜14節まで、第一の御使いのラッパ(7節)は地に災いを、第二の御使いラッパ(8節)は海に災いを、第三の御使いのラッパ(10節)は川に災いを、第四の御使いのラッパ(12節)は天に災いをもたらします。けれども、いずれも三分の一にとどめられています。

人生の後半ではなく、できれば若いうちに主イエス様以外を神とする生活を悔い改めましょう。「父よ彼らをお赦しください」と祈ってくださるお方をまことの神と信じましょう。そうすれば、わたくしたちの人生にも主イエス様の十字架の御苦しみが現れるのです。

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