「証言を終えるまで」(ヨハネの黙示録11章3節) ( 6.3/2024 )
「わたしがそれを許すので、わたしの二人の証人は、粗布をまとって千二百六十日間、預言する。」'I will appoint my two witnesses.

神のことばを預言するために立てられた二人の預言者は害を加えられないような権威を与えられます(5節、6節)。しかし、7節、彼らは証言を終えると底知れぬところから上ってくる獣によって殺されてしまいます。そればかりでなく彼らは主の言葉によって苦しんだ人々に逆恨みされ死体を葬ることも許されずさらしにものにされます。しかし三日半の後、いのちの息が神から出て二人のうちに入り、彼らは自分たちの足で立ちます。そして12節、彼らは「ここに上れ」という大きな声を聞いて天に上ります。証人たちですので、その証言の

【内容は】 この二人の預言者が誰であるのかはわかりません。しかし、神のことばを証ししたために世に憎まれた人々でありました。その証の言葉のために諸国の民は怒りました。しかし、神の御怒りが来るのです(18節)。

【方法は】 他人に恨まれる人生なんて嫌なものではないでしょうか。けれども、その証言を終えるまでは神は彼らを守ってくださったのです(5節、6節)。そして、務めを終えて殺された後も人々に憎まれさらし物にされるのですが、彼らを憎む人々の見ている前で雲に包まれて天に上ります(12節)。

【いつまで】 人は怒るのです。すなわち、世の人々からは受け入れられないままでした。そして人々は預言者たちを十字架にかけて殺し、葬ることも許さないのです(8節、9節)。でも預言者たちはもし殺されてしまうならば、その死は、彼らは証言を終えたというしるしでした(7節)。
私たちの人生の務め(聖書を通して神から預かったメッセージ)を考えてみましょう。

1.19節「神の契約があること」

2.1テモテ2章3節〜5節「神はすべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。神は唯一です。神と人との間の仲介者も唯一であり、それは人としてのキリスト・イエスです。キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自分を与えてくださいました。これは、定められたときになされた証しです。」

3.主イエス様の復活には多くの証人がいたこと。2テモテ2章2節参照

4.私たちがキリストとともに死んだなら、キリストとともに生きるようになること。2テモテ2章11節参照

5.罪を悔い改める理由は、神に祈ることができる人生に入れられるためです。キリストが証しさせてくださるのは十字架です。ヨハネの福音書15章5節「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないのです。」

6.ヨハネの黙示録11章12節「彼らの敵たちはそれを見た」人々の人生は二組に分けられます。ヨハネの黙示録20章を読んで、第一の復活と第二の死を知ってください。

7.そしてこれは、すべての人の問題です。ヨハネの福音書5章28節、29節「このことに驚いてはなりません。墓の中にいる者がみな、子の声を聞く時が来るのです。そのとき、善を行った者はよみがえっていのちを受けるために、悪を行った者はよみがえってさばきを受けるために出て来ます。」ヨハネの福音書5章44節「唯一の神からの栄誉」をお勧めすること。

神は試練を与えられるから悪いお方なのではありません。ヨハネの福音書15章5節にイエス様にとどまるなら実を結ぶとあるからです。イエス様と同じ実を結ぶための力の鍵は、「二本のオリーブの木、またふたつの燭台である」にあります(ヨハネの黙示録11章4節〜7節)。証言を終えるまで主のいのちを注がれ続けましょう。

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