「権威を与える存在者」(ヨハネの黙示録13章2節) ( 8.5/2024 )
「私が見たその獣は豹に似ていて、足は熊の足のよう、口は獅子の口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と自分の王座と大きな権威を与えた。」(2節)
'The beast I saw looked like a leopard. But it had feet like a bear and a mouth like a lion. The dragon gave the beast his power his throne and great authority.`(Revelation 13:2)

晩婚化という問題がこの30年くらい深刻化してきています。これは神様が出会わせてくださった人々を愛さないでバーチャル(仮想)な世界の物、すなわち偶像を愛するように誘導された結果です。

ヨハネの黙示録12章9節に「こうして、その大きな竜、すなわち、古い蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれる者、全世界を惑わす者が地に投げ落とされた。また、彼の使いたちも彼とともに投げ落とされた。」とあります。この大きな竜、すなわち悪魔が存在するということを知る必要があります。

悪魔(竜)は海から上がってきた獣に権威を与えます(2節、5節、7節)。そして子羊のいのちの書に名が記されていない者はみな、この獣を拝むようになります(8節)。また11節以降には、別の獣が地から上ってきます。この獣は子羊の角に似た2本の角を持っていたとありますので、見かけは子羊なのですが12節にございますように最初の獣が持っていたすべての権威を、その獣の前で働かせるのです。すなわちこの獣も悪魔の子分です。14節に先の獣の像を造らせ15節にはその像を拝まない者たちをみな殺すようにします。そして獣の名を右手あるいは額に刻印させ刻印のない者の商取引を禁じます。

この竜、すなわち悪魔と悪魔が権威を与えた獣たちに対してどのように対処したらよいのでしょうか。

1.悪魔(竜)の存在を知る。(2節)
2.忍耐と信仰に立つ(10節)ピリピ2章1節から16節を拝読しましょう。
3.偶像礼拝を避ける(15節)出エジプト20章4節、5節参照。

権威の背後には悪魔がいます。けれども主イエス様の贖いを信じるクリスチャンにはしもべの姿をとる道が勧められています。戦時中偶像礼拝を拒否して殉教した先人たちのように主イエス様に倣って十字架の死にまで従いましょう。権威を与える存在者に常に注意を払いましょう。偶像礼拝を始めれば権力を握り政治を動かすようになります。ただ主イエス様の再臨だけを望みつつ歩みましょう。この章で分かることは偶像の本体は獣です(12節、15節)。

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