1.大分福音教会の歴史

大分福音教会の歴史は、1956年12月、南アフリカ共和国から、J・P・ヴィッサー夫妻が福音宣教のために来日し、1958年8月に大分県佐伯市に単立教会を設立した事から始まる。やがて日本人教役者の協力により、大分県の地方に対する福音宣教と教会形成を目的とした日本地方伝道団が組織され、1964年10月に宗教法人の認可を受けた。その後日田市、中津市、豊後高田市、臼杵市、大分市と次々に開拓伝道がなされて、5つの自給教会が生まれた。その後1990年7月、佐伯福音キリスト教会は日本ホーリネス教団に、中津、日田、豊後高田、大分、それぞれの福音キリスト教会は日本イエス・キリスト教団に加入する事となった。2004年ヴィッサー宣教師の辞任に伴い、広田牧師夫妻と大分福音キリスト教会のメンバーは同教団を離れて日本地方伝道団に再加入したため、日本イエスキリスト教団はそのまま大分福音キリスト教会を維持する事となり、後藤真・伯子牧師が着任した。そして、2013年4月からは田代法嘉・美雪牧師が着任し教会の牧会にあたっている。2023年7月2日(日)より片島に新会堂を建設し移転、8月1日(火)より教会名称を大分福音キリスト教会から大分福音教会へ改称し、10月15日(日)献堂式を行った。

2.日本イエス・キリスト教団の信仰告白

わたしたちは信じて、告白します。

旧新約聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれた、誤りのない神のことばであり、キリストをあかしし、福音の真理を示すもので、教会の拠(よ)って立つただ一つの正典です。聖書は、わたしたちに、神と救いについての完全な知識を与えるものであり、信仰と生活の規準です。主イエス・キリストによって啓示され、聖書にあかしされた唯一の神は、父と子と聖霊の三位一体の神であり、その本質において同一です。

イエス・キリストは、神のひとり子であり、わたしたちを罪から救うために人となり、身代りとなって十字架にかかり、ただ一度、ご自身を完全な犠牲(いけにえ)として神にささげ、あがないを成就されました。その復活は、永遠のいのちの保証です。天に昇られた主は、キリストの日に至るまで、わたしたちのためにとりなしておられます。

わたしたちは、神の恵みにより、ただキリストを信じる信仰によって義とされ、罪をゆるされ、神と和解し、新たに生まれて神の子とされます。わたしたちは、キリストの血によって、すべての罪からきよめられ、神のものとされ、聖霊のバプテスマを受け、その内住による全き支配によって、主のかたちに変えられていきます。主は再び来られ、わたしたちを、ご自身の栄光のからだと同じかたちに変えて、永遠のみ国をつぐ者とされます。

教会は、キリストのからだであって、神に召された聖徒の集まりです。教会は、公同の礼拝を守り、主の命(めい)にこたえて、福音を正しく宣べ伝え、聖礼典を行ない、聖徒をととのえ、主に仕えつつ愛のわざを励み、主が再び来られるのを待ち望みます。

わたしたちは、このように信じ、代々の聖徒と共に、使徒信条を告白します。
 

3.当教会の目指すもの

キリスト教のメッセージは、「神は愛である」です。

神のメッセージは、私たちが神に立ち返るために主イエスがわたくしたちの罪のために十字架にかかられ死に、墓に葬られ、3日目に死からよみがえられたことです。主イエスは生きておられます。すべての罪を悔い改めバプテスマを受ける者に聖霊を満たしてくださいます。聖霊は日々悔い改めへと導いてくださいます。自分は神を知らないという方、どうか大分福音教会やお近くの教会の戸をたたいてください。そのままのあなたを愛し、造り変え、新しくし、神の御前に生きる命をくださるのがイエス・キリストであり、彼が与えてくださる聖霊です。主イエス様と彼の御霊でなければ、世のものではわたくしたちの心が満たされることはありません。
主イエス・キリストは神の御子です。彼はこう言いました。
「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」(ルカ19章10節)

人の子とは主イエス様のことです。キリスト教の救いとは、今も生きておられる主イエス様に見出されて神との交わりのある生活に入れられることを言います。それはどんなに辛い状態に置かれても、自分の心の醜さに嫌気が差してしまう時も、そのままの状態で神の前に立つ祈りの生活を意味しています。
職場でも台所でも、神の御前に、私たちが自分自身の空しいことを認めて神に祈りさえするなら、神は私たちを放ってはおかれません。何度でも心の中の罪を消し去ってくださいます。

今、私たちは自分の力で問題を解決しようとしてきたことを悔い改めましょう。神の救いの方法である主イエス様の十字架に信頼し始めようではありませんか。
「御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。」(1ヨハネ1章7節)。

そして、心をつくり変えて下さる造り主である神と主イエス様と共にいて下さる聖霊との交わりを体験し、主イエス様を心からほめたたえましょう。
「主イエス様への賛美が人生だ」といっても過言ではないと言えるくらい主イエス様は私たちを幸せにしてくださるお方です。

傷ついていて生きていくことにも疲れている自分に気づくとき思い出していただきたい聖書の言葉は、「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。」(ガラテヤ2章20節)です。あなたは今後、罪の炎に薪をくべることはないよ、主イエス様と共に生きるのだよ(どんなに辛くても主イエス様に祈れるんだよ)と語ってくださっています。

1.主イエスの再臨の時、主イエスの笑顔を見たい。
1.世界宣教を担いたい。
1.全大分市民を主イエスに導く。
1.神に喜ばれる教会になりたい。
1.御聖霊と共に歩み、これが身に染みるように。

私たちは、偽りのない、神の愛を伝え続けます。
 

4.集会案内

日曜日 礼拝(午前10時30分から11時30分まで)、お茶(午前11時30分から12時30分まで)
     (神だけは、いつもあなたを充分に愛しておられることを聖書から知ることができます。)

水曜日 聖書研究祈祷会(午前10時30分から12時まで、午後7時30分から9時まで)
     (聖書を学び、その後、神に祈るときを持ちます。)
     教会学校(午後4時~5時)(子どもたちが毎週神を礼拝しています。礼拝後、みんなで遊びます。)
 
火曜日から土曜日 早天祈祷会(午前6時から7時まで)
    (毎日一章聖書を輪読しディボーションし、日本イエス・キリスト教団出版局のベラカを読み、祈ります。)

5.当教会牧師紹介

■牧師 田代 法嘉 (たしろ のりよし)

福岡県福岡市生まれ。小学4年生の時、どうしようもない自分の性格を変えようと思い、イエス・キリストを求めました。現在もちょっとおこりっぽい。けれども、日々反省している。キリストに似る日が来るようにと、教会を訪れる子どもたちに日々祈られている牧師。地域のすべてのご家庭に、キリストの無条件の愛をお伝えしたいと願いつつ、なかなか実行できていない。「あなたは神の目に尊い存在です。限りのある人生を神にお従いして燃やしませんか。神はあなたがどんなに失敗してもあなたを愛しておられます。」と神のメッセージをお伝えするために生きている。関西聖書神学校卒。


●牧師夫人 田代 美雪 (たしろ みゆき)

クリスチャン・ファミリーの中で生まれ育った、生粋のキリスト教徒。わがままな夫を厳しく戒める勇気のある牧師夫人。キリストの愛を知って「こんなわたしでも用いていただけるなら」と、キリストに従って日々人々を愛している。非常に正直な子どもたちにも慕われている、やさしい人物。関西聖書神学校卒。


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